【全8種】CX-5(2023)のボディカラー徹底解説と個人的おすすめ度評価

マツダ CX-5は、2023年次改良以後、以下の8色の設定となっている。

●ソウルレッドクリスタルメタリック
●マシーングレープレミアムメタリック
●ロジウムホワイトプレミアムメタリック

●ジェットブラックマイカ
●ジルコンサンドメタリック
●ディープブルークリスタルマイカ
●プラチナクォーツメタリック
●ポリメタルグレーメタリック

※赤字は有料色

 

いずれも魅力的なカラーで、車のボディといえば一般的に白または黒に人気が集中するイメージはあるが、CX-5の場合は意外とそんなことがなく、他社に比べれば全体的に一極集中ではない印象がある。

 

私自身も色々悩み、結局のところマシーングレーにしたわけだが、本記事では勝手に私目線でのおすすめ度をまとめていきたいと思う。

 

ソウルレッドクリスタルメタリック

✓有料色:77,000円
✓おすすめ度:★★★★★

 

マツダを象徴するカラーと言って問題ないだろう。

 

“巧塗”と称されるこのカラーは、赤という個性的な色であることから普通は避ける人が多そうではあるが、ソウルレッドに関してはそんなことは全くなく、多くの人から愛される人気カラーである。

 

はっきりいって、ボディカラーが赤というのは私個人的に無しだと思ってはいるが、その私ですらマツダの赤、ソウルレッドの評価は全く異なり、惹かれるものがある。

 

それはやっぱり一口に”赤”といっても”単純な赤”とはまるで違うからでしょう。

 

素人なのでうまく表現はできないのだが、他社の赤の多くは、濃淡はあれど”ただの赤”といった感じがどうしても強い。

 

一方このカラーは、光が当たっているような明るい箇所はギラギラした、メタリックの名に恥じない金属系の赤、一方で暗い箇所についてはより鈍い、語弊のある言い方かもしれませんが黒っぽい赤味が出ている印象がある。

 

そして双方が交わるコントラストがとにかく美しく、CX-5のエクステリアとの相性は言わずもがな最高

 

ちなみに某イベントで私が適当に撮った以下の写真でも、圧倒的な赤の存在感が伝わるかとは思います。(車はCX-3)

 

 

有料色の中でもひときわ高い77,000円だが、まぁこのクオリティなら納得の値段。

 

マシーングレープレミアムメタリック

✓有料色:55,000円
✓おすすめ度:★★★★★

 

こちらも”巧塗”、かつ赤に比べるとだいぶ落ち着いたカラーなので、老若男女問わず人気のカラーとなっている。

 

個人的にも人に勧めるならこれ!というくらいとにかく強くおすすめ。

 

レッドと同じく、巧塗かつ濃色なので陰影がとにかく美しい

 

日の当たる角度や時間帯、天気によってコロコロとその表情を変えながらどの表情も美しい、そして何より高級感を感じる、そんな贅沢なイメージ。

 

それでいて、レッドほど目立つわけでもないので、私のような”車といえばボディは白か黒でしょ”といった保守派の人でも全然ok

 

正直他社のグレーとは全然違うと(個人的には)思っている。

 

そもそも、このカラーと出会うまではボディにグレーを選ぶ日が来るとは思わなかったほど。

 

以下、私の実車だが、日陰にあるにも関わらず、その金属的な輝きと濃淡がはっきり見て取れるかと思う。

 

 

欠点を上げるのであれば傷や汚れが目立ちやすい点だが、それは濃色系の定めであるし、黒よりはマシかなと。

 

この色を一回選択してしまうと、次も選びたくなるような、そんな沼にハマってしまうような気がしてている。

 

ロジウムホワイトプレミアムメタリック

✓有料色:55,000円
✓おすすめ度:★★★★

 

こちらも”巧塗”。

 

以前は、白に該当するカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカという名称だったが、2022年次改良より現在はこの名称となっている。

 

CX-30では引き続きスノーフレイクホワイトパールマイカ、CX-8やCX-60ではロジウムホワイトプレミアムメタリックが選択可能なカラーである。

 

双方の比較は以下記事にて。

 

 

大定番の白、まぁ不人気とは無縁のカラーである。

 

巧塗となった当該カラーは、”メタリック”の名の通り金属的なぎらつきもあり、以前のスノーフレイクホワイトパールマイカよりさらに白く、CX-5の上品なエクステリアによくマッチする。

 

また、膨張色であることからより車体が大きく見える点、傷が目立ちにくい点は好ポイントであると思う。

 

一方で、おすすめ度を1つ落とした理由は、同じ有料色のソウルレッドやマシーングレーに比べて、その濃淡・陰影が分かりにくいため。

 

“匠塗”として5万円を超える価格である以上、個人的にはやはりもうちょっとその”匠塗”感を味わいたいために、上記2色よりは1つおすすめ度を下げている。

 

しかしながら決しておすすめできないわけではなく、実は私自身も最後はマシーングレーかロジウムホワイトかで迷ったくらいなので、魅力は十分にあると言える。

 

ジェットブラックマイカ

✓無料色
✓おすすめ度:★★★

 

説明不要の大定番、ブラック。

 

大定番ながらおすすめ度が3に留まった大きな理由を挙げるのであれば、他に魅力的なカラーが多すぎるという点。

 

他社ではブラックは当然人気だが、意外とCX-5、あるいはマツダ車総じてその割合が少ないな、といった印象。

 

あとはブラックは傷がとにかく目立つという点もデメリットとして挙げられる。

 

ただ、たとえばブラックトーンエディションやスポーツアピアランス、レトロスポーツエディションなどブラック基調のエクステリアであればこの限りではなく、おすすめ度は最低でも4、あるいは5でもいいかもしれない。

  

そのくらい上記2グレードとブラックボディの相性は良いと考えている。

 

ジルコンサンドメタリック

✓無料色
✓おすすめ度:★★★★

 

2021年次改良から生まれたカラー。

 

昨今人気となっている、アウトドアを彷彿させるアースカラー

 

フィールドジャーニーの印象が強いカラーでもある。

 

色味だけを見ると悪くないのだが、やはりアウトドア色があまりに強くなってしまう点が個人的に気になるポイント。

 

とはいえCX-5はSUVなので、無論アースカラーが似合わないはずはなく、選択して損をするようなカラーでもないとは思ってはいる。

 

あとは無料色とはいえ、他の無料色に魅力的なカラーがたくさんあるのも、本カラーのおすすめ度が4に留まってしまった理由の1つ。

 

ディープブルークリスタルマイカ

✓無料色
✓おすすめ度:★★★★

 

いわゆるネイビー。

 

”マイカ”なので実物はのっぺりしたネイビーではなく真珠系のキラキラした美しさがある。

 

そこまで人気は高くないと思われるネイビーだが、個人的おすすめ度は4。

 

CX-5でも見かける頻度は少ないカラーだが、逆に実車を見た際にはその綺麗さに驚いた。

 

限りなくダークトーンではあるもののブラックほど暗くなく、それでいて”マイカ”による光沢の美しさもあり、かなり高級感を感じた。

 

CX-30ではあるが以下実車画像。

 

 

光が当たる箇所は青みが強く、その他箇所とのコントラストが美しい

 

プラチナクォーツメタリック

✓無料色
✓おすすめ度:★★★★★

 

2023年次改良からCX-5に設定されたカラー。

 

CX-8やCX-60では無料色の中でも人気なカラーとなっているそう。
※ディーラー担当者談

 

私個人としても、このカラーは激推しで、無料色の中で唯一のおすすめ度5

 

このカラーの魅力はとにかく上品である点、それに尽きると思う。

 

アースカラーのようなベージュであればアウトドア色が強くなりそうなところを、こちらはシャンパンゴールドのような色味とすることで上質さをキープ。

 

淡色系は傷、汚れが目立ちにくいのが魅力であり、このカラーもそれに該当。

 

同じ淡色系のホワイトと比べると、個人的にホワイトは、より膨張感が強く端正ながらも存在感がある印象、プラチナクォーツはより上品・より高級感が増すイメージがある。

 

以下、CX-8の実車ですが、その存在感・雰囲気は抜群。

 

 

ポリメタルグレーメタリック

✓無料色
✓おすすめ度:★★★

 

マツダのグレーといえば前述のマシーングレーかこちらのポリメタルグレー。

 

マシーングレーは有料色、こちらは無料色というのも差別化のポイント。

 

マシーングレーはまさに王道のグレー、ダークトーン強めの灰色といった印象だが、こちらは青みが強い、やや明るめのグレーといった印象。

 

他社ではあまり見かけない絶妙なカラーである気もする。

 

そういった意味ではやや個性が強いイメージがあるのか、実は私の周辺では、このカラーのCX-5ではほぼ見かけたことがない。

 

前述した“絶妙なカラー”は、言い換えると”どう特徴を捉えるべきか、どこを長所としてみるべきかが難しいカラー”とも言えてしまう。

悪くはないのだが、結局のところ他に魅力的なカラーが多いため、私としてはそちらが優先となってしまい、おすすめ度は3とした。

 

3というと低いと思ってしまうが、上記の通りあくまで相対的な評価である。

 

しかしながら、このカラーに魅力を感じる方に対して”やめた方がいい”とは決して言うことはないだろうし、例えばロードスターではこのカラーがものすごく似合うことを考えると、やはりポリメタルグレー自体のカラーは良いものであると言える。

 

まとめ

 

完全な個人的見解なので万人の参考にはならないだろうが、勝手におすすめ度まで評価した。

 

結果としては以下の通り。

★5…ソウルレッドクリスタルメタリック、マシーングレープレミアムメタリック、プラチナクォーツメタリック

★4…ロジウムホワイトプレミアムメタリック、ジルコンサンドメタリック、ディープブルークリスタルマイカ

★3…ジェットブラックマイカ、ポリメタルグレーメタリック

 

★5の3色については、マツダを象徴する美しすぎるソウルレッド、雰囲気抜群大人気色マシーングレー、新登場・高級感が随一のプラチナクォーツとなった。

 

淡色系/濃色系の好み、傷が目立たない色が良い、人と被らない色が良い、ホイールが黒だからボディも黒が良い、等々、好みは千差万別。

 

こんなことを言っては元も子もないが、ソニックシルバーが無くなった今、どのカラーも悪いとは言えないので、自信をもって選んで損はしないであろう。

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